お泊まり保育が終わったあと、もみじ組のこどもたちは、縄跳びを編み始めました。3m50cmの長い布を、手足を使って編むのが大変な子もたくさんいましたが、友だちが編み上げたのに触発されて頑張りました。出来上がったら跳んでみたい→うまく跳べなくてくやしい→ある日跳べるようになった→うれしくて、もっと練習した→どんどん上手になった・・・ここから、運動会に向けての取り組みが始まりました。
9月になって「今年の運動会では何をする?」とこどもたちに投げかけてみました。一番に出たのが「縄跳び!」という声。全員一致でした。やはり今一番頑張っていて、楽しくて、自信を持っているようでした。そのほか、「リズム」「竹のぼり」「竹馬」「鉄棒」「氷鬼(?)」など、たくさん意見が出ました。その中に「ぼくは、竹のぼりはしたくない」という声が。そこで私たちは考えました。こどもたちにはそれぞれ得手不得手がある。これをやろう、と1つ決めて、実は自信がなくて、ものすごく嫌なのに言えない子もいるのではないか。運動会の思い出が、楽しいものになって欲しい・・・そこで、4つの種目を話し合いで決め、その中から、これなら頑張れる、というものを自分で決 めることにしました。そして、自ら目標を立て、それに向かってやってみよう、と話しました。
今年の9月は雨続きで、満足な練習がほとんど出来ませんでした。当日はどうなるかな、力を発揮できるかな、と不安もありましたが、始まってみるとどの競技でも、こどもたちは力を出し切って、生き生きと動いていました。自分の立てた目標を達成出来なかった子もいましたが、あきらめずに、やれる所まで一生懸命頑張っていました。そんな友だちに、応援の声を上げるこどもたちの姿がありました。
年長児の行事は、当日までの過程に大きな意味があります。やることを自分たちで決め、毎日少しずつ練習を続け、うれしかったり、くやしかったり、どうしたらもっと上手になるかアドバイスし合ったり、頑張っている友だちを応援したり、上手になった友だちのことを、自分のことのように喜んだり、仲間と一緒に成功を願って当日を迎えます。そういう毎日があるからこそ、終わったあと、「がんばったよね」と友だちと言い合うことが出来るのだと思います。
運動会後の週明け、「運動会が終わったのに、忍者から手紙が来ないね」とこどもたちが言い出しました。今まで大きな行事がある度に「頑張ったな」と手紙をくれた、謎の忍者からの手紙が来ない、と言うのです。その裏には、「おれ、わたし、運動会頑張ったよ」という自信があるのだと感じました。そこで、頑張ったことを手紙にして、忍者が住んでいるという氷川神社に届けに行きました。もちろんすぐに、「よくがんばったな」という忍者からの手紙が来ました。その時のこどもたちの、驚いたような、うれしそうな笑顔を見て、大変だったけれど、運動会をやったことがきっと、こどもたちに何か変化をもたらしてくれる、と思いました。あっぱれ、もみじ組の底力!!
2016/10/12
大きな地震が起きたことを想定して避難訓練が行われました。
園庭に集合した後は、新井薬師公園まで避難です。
公園で待っていたのは『グラットさん』起震車でした。
順番に乗せてもらい、震度6~7を体験し、地震の時の姿勢、身の守り方を学びました。
2016/10/21
電車に乗って下井草まで。駅から歩くこと20分。
畑につくと、さっそくいもほり開始!
掘って、掘って、掘って…いくと「3個もあった!」「みて~、こんなおっきいおいも!」
畑はこどもたちの歓声でいっぱいでした。
2016/10/25
遠足で掘ってきたおいもは、1個ずつお家にお土産にしましたが、残りは園庭で焼き芋にして食べました。
こどもたちも登園するとさっそく準備です。
まず、おいもをきれいに洗って、濡らした新聞紙に包みます。さらにその上からラップをまいて準備完了!
こどもたちの食べること食べること!
かまどでは、豚汁も作りました。豚汁の野菜を切るお手伝いもしましたよ。
楽しいやきいも会になりました。