・手づかみ食べやスプーンを使って、自分で食べることを喜ぶ。
・玩具やぬいぐるみを使って、保育者と一緒に見立てたりつもりになって遊びを楽しむ。
〈まんま、美味しいね〉
朝晩は冷たい風が吹いて寒い日が続いていますが、日中は公園や園庭に行くと日向はポカポカしていて、ボールを使って身体を動かしたり、探索や発見を楽しんでいるひよこ組です。
保育園に帰ってくると「まんま!」と言って、食事の時間を楽しみにしているこどもたち。年度当初、食べさせてもらっていた子は手づかみ食べになり、手づかみ食べをしていた子はスプーンを持って食べようとする姿が少しずつ見られるようになりました。手づかみ食べでは自分で食べる一口量を見ながら、意欲的に食べられるように「もぐもぐ」「美味しいね」などと声を掛けています。スプーンを使う子には持ち方を伝え、自分で持って食べられた時には「上手に出来たね」と喜びに共感し、意欲に繋げています。「いただきます」や「ごちそうさまでした」と言うと、手をパチンと合わせる子もいたり、食べ終わるとエプロンとタオルをバケツに入れて満足そうな顔をしているこどもたちの姿に微笑ましく思います。
私たちは声掛けをしたり時には見守りながら、“自分で食べたい”という気持ちを大切にするとともに、楽しい雰囲気の中で食事をしていきたいと思っています。
・保育者や友だちと手をつないで歩く経験を重ねていく。
・自分のイメージを膨らませて、様々な素材や玩具を使って生活の再現遊びを楽しむ。
〈お散歩楽しいな~〉
体力がついてきて、大グループのこどもたちは手つなぎで歩いて散歩に行っています。保育者や友だちと手を繋いで歩くのにも慣れてきました。「今日はねこさんいるかな~」「バス来るかな~」「飛行機の音がしたね~」と話したり、“はたらくくるま”などの歌を歌ったりしながら公園までの道のりを楽しく歩いています。小グループのこどもたちも箱車に乗ったり順番で保育者と一緒に歩いたり、近くの公園には手つなぎで散歩に行くようになりました。散歩の道中では「あおいブーブ!」「あかいみあった~」「ワンワンかーい(かわいい)」と発見を楽しんでいます。手をつなぐ時には「○○ちゃんとつなぎたい」や大人とはつなぎたくないなどのこだわりも見られるようになりました。
「今日は誰とつなぐの~?」と聞くと、友だちのそばに行って「つなご~」と声をかけたり、手を差しのべて誘いかけたりしています。時には「いや~」となることもありますが、「帰りに繋ごうか~」と提案し、公園や散歩先へ向かう道中での楽しみなことを伝えながら手繋ぎの意欲へとつなげられるよう声掛けをしています。こどもたち一人ひとりの気持ちを受け止め、散歩での発見や歌、会話を楽しみながら手つなぎで歩く経験を増やしていきたいと思います。
・こども同士で手を繋いで歩いてみる。
・食べ終わった食器を自分で片付ける。
<ともだちっていいな>
4月から毎日過ごしてきたクラスの友だちは【特別な存在】になってきているこどもたち。ただのクラスメイトだった友だちが、「わたしの好きな人。」「わたしの特別な人。」になっています。大好きな友だちとの関係が深まり、友だちがいるから保育園が楽しい!大好きな友だちと一緒にやってみたい!大好き友だちだから困っていたら助けたいという気持ちが育ってきています。
【エピソード1】寝起きの悪いAちゃん。なかなか1人では布団から起き上がることができなかったのですが、大好きなBちゃんが先に起きてパジャマ袋を二つ持って、Aちゃんが起きてくるまで待っています。BちゃんはAちゃんと着替えたくて待っているのです。そしてAちゃんが起きてきたら、2人で「おはよう」と声を掛け合ってニコニコしながら着替えます。そして、2人で手を繋いでおやつの席にむかいました。
【エピソード2】散歩に行く時、上着を着ます。ファスナー
の部分がまだまだ難しく、1人でできない子が多いのですがCくんは自分でできるようになりました。できない友だちを見つると、「僕がやってあげるから大丈夫だよ」と言ってお手伝いしてくれます。 大好きな友だちが支えとなり、力となり遊びも生活も楽しいものとなってきます。2月からは新しいお友だちが増え、そして4月には新級し、さらに友だちとのやりとりが広がってきます。こどもたちのこれからの成長がますます楽しみです!
・ていねいに手を洗う。
・様々な素材を使って、作って遊ぶ。
<「じぶんでつくった!」って大事。>
ちゅうりっぷぐみのこどもたちは折り紙が大好きです。でも折り紙の本を見てこれが作りたいな、と思うのですが、どうやったら作れるのかがわからないので、「つくってー」になります。出来るところはこどもたちに折ってもらい、難しいところを大人が手伝って完成させていました。
秋頃より、こどもたちは紙を使って自分で作って遊び始めました。作りたい形に近い物を折り紙で折って、それを複数枚貼り合わせて思っていた形に近づけようとしたり、はさみで広告を切って紙に貼りつけて絵本にしたり。頭の中のイメージに近い物を作ろうとしているのでしょう。成長です。
「あれがいいな、でもできない、つくってほしい」から「どうやったらああいう形になるかな、こうかな、ああかな」と考えてやってみようとする姿を後押しできるよう、すぐに手を貸さないで見守り、「じぶんでつくったんだ。うれしい!」をたくさん感じられるといいな、と思っています。お迎えの時に、たくさんの“作品”を大事そうに持って帰る姿、大切にしたいです。
・遊びや生活の中で、友だちと思いを共有しながら過ごす。
・様々な事象に興味をもち調べたり試したりする。
<お正月遊びを楽しんでいます>
冬のおたのしみ会では、園庭に集まってお正月遊びの紹介がありました。凧あげ、こま、福わらい、かるた、羽根つきです。こまはもみじ組と職員のこま回し名人が披露してくれたり、羽根つきは職員の白熱した対決を見たり、大きな福わらいで遊び方を教えてもらいました。その後はそれぞれの遊びのコーナーをまわって遊ぶととても楽しそうなこどもたち。興味をもって遊び、どの遊びも大盛り上がりでしたよ。それから園庭で遊べる日には「羽根つきしようよ」と友だちと誘い合ったり、「ひとりでできるんだよ」と羽根を連続でつこうとするようになってきました。繰り返して遊ぶうちに友だちや保育者とラリーが続くようになってきた子もいます。たくさん続くように繰り返し挑戦しています。福わらいも面白さがわかったようで、誘い合って「上手にできてる!」「こんな顔になっちゃったよ~」などと大笑いで遊んでいます。すごろくも保育者と一緒に遊び方を知りながら楽しんでいる子もいます。お正月だけではなく、日本ならではの伝承遊びとして引き続き楽しんでいけたらと思います。
・自分の考えに自信を持ったり、相手の気持ちを認めたりしながら遊びや活動をすすめていく。
<食事>
毎朝の集まりで、給食の献立をこどもたちと確認してきました。初めは、メニューの名前と食材が一致しませんでしたが、少しずつ味噌汁とすまし汁の違いに気付いたり、魚の名前を覚えたり…食事に対して興味が出てきたこどもたちです。先日野菜の栄養素について話しをしてもらいました。そこでナスには「ナスニン」と言う栄養素があることを知り、ナスが出る度にダジャレのように言い合ったり、牛乳は背が伸びると家庭で話を聴いてきたことをみんなに話をするなど、栄養にも興味をもち始めたようです。
箸を使って食べていますが、まだ箸を使うことに消極的な子もいます。先日「箸を使ってみたら?」と声をかけると、友だちの励ましもあり使ってみた子がいました。「できてるよ!!」と周りからも認められ自信を持ち、このことがきっかけになって使い始めたのです。クラスでは無理強いしたり、こどもたちのプライドを傷つけず見守るようにしています。少しでも出来たら一緒に喜び、「できた!」を大切にしています。
箸はずっと付き合っていく食具だからこそ、こどもの気持ちに寄り添いつつ正しい持ち方を身につけさせてあげたいです。
*毎月の行事:0歳児検診・全園児身体測定・避難訓練・お誕生日会・もみじ組 誕生日お茶会
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