今年は「あけまして おめでとう」と言ったとたんに能登地震が発生しました。亡くなった方も多く、いまだ大変なご苦労をされている方々がたくさんいらっしゃいます。心からお見舞いを申し上げます。
保育を再開した園もあるようですが、ダメージを受けた園も多く、そこに働く職員さんたちもご自身が被災者で大変な思いをしていらっしゃるようです。県内の保育団体が一緒になって『オールこども石川』として、被災地支援金・支援物資の協力を呼び掛けています。微力ながらできるところで協力していきたいと考えています。
あけぼの保育園でも改めて備蓄品の点検をしました。食料品は定期的に使いながら買い足していますが、他にも様々なものがあります。物は倉庫にあるけれど、湿気等で使えそうにない物も見つかりました。また、常備はしているものの使ったことのない物もあり、いざというとき、使えるかどうかが大事だということに改めて気づきました。誰でもがすぐに使えるように、備えだけはしっかりとしておきたいものです。
さて、2月と言えば、すぐ節分。邪気を払い、春を迎える備えも万全にしておきたいものです。
園長 梅木弘子
あけぼの保育園には毎年、鬼がやってきます。幼児クラスのこどもたちは、鬼が来ないように作戦を立てています。まず、鬼は“豆”が苦手なので、豆を買いに行きました。もみじ組・さくら組のこどもたちから、「くさい鰯と柊を飾ると鬼は逃げていく」「豆はフライパンで炒ったのを投げると、あちっあちっていって逃げていく」という声が聞こえてきて、もみじ組・さくら組はそれぞれのクラスで柊鰯を作って、鬼が入ってきそうなところに飾りました。当日投げる豆は、もみじ組が炒ってくれます。鬼が来た時には、みんなで「鬼は外!福は内!!」といいながらみんなで豆を投げたいと思います。
本来なら節分の日に豆を保育園でもこどもたちと一緒に食べたいのですが、節分の豆による誤嚥事故防止のため、あけぼの保育園では、年長児だけが年の数だけ食べます。ご家庭でも硬い豆を食べる際には十分にお気を付けください。
(~硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもにはたべさせないで~消費者庁より)
各クラスの様子はこちらからご覧になれます。