保健室より

2026年度8月

年齢別の「溺死及び溺水による死亡事故」をみると、0歳から3歳は浴槽、より活動的になる5歳以上は自然水域で、最も多く発生しています。
 溺れるとき、こどもは声を出さず、静かに沈みます。また、乳幼児は、たった3cmの深さで溺れる危険性があります。わずかな時間、少ない水量と油断せず、こどもの見守り、溺水事故が起こらない環境づくりを行いましょう。

※中野区内の保育園で、水遊び・プールを行っている園では
以下の内容を遵守しています。
・監視員を置き、監視員は監視に専念する。
・監視エリア全域をくまなく監視する。
・動かない子どもや不自然な動きをしている子どもを見つける。
・規則的に目線を動かしながら監視する。
・十分な監視体制の確保が出来ない場合については、プール活動の中止も選択肢とする。
・時間的余裕をもってプール活動を行う。

教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン
こどもの事故防止週間 こども家庭庁     日本小児科学会「おぼれる」

2026年度7月

高温多湿が続き、熱中症になりやすい期間は長引きます。今月は、熱中症についてお届けします。

こどもが熱中症になりやすい理由

・成長期は水分が多く必要で、水分の出入りが激しい。
・体重1㎏当たりの不感蒸泄、皮膚や呼吸から失われる水分が多い。
・内臓や汗をかく機能が未熟。
・身長も低く、地面からの輻射熱の影響をもろに受ける。

プールでも熱中症

 特に水温が高い場合は通常のような体温調節ができず危険です。人間は汗をかき、水分を蒸発させることで体温を調節します。しかし、水中では汗をかきにくく、通常の体温調節が難しくなります。特に水温が33~34℃以上に上がると、体温との温度差が小さくなり、熱を体から水中へ逃がすことができません。結果、熱は体内にこもり、熱中症リスクが高まります。また、水中では喉の渇きを自覚しにくく、脱水状態にもなりやすいです。

【こんなときは室内で過ごします】
環境省サイトにあるWBGT(暑さ指数)31℃、乾球温度35℃の場合、戸外遊び、水遊びは中止です。水温+気温 が65℃以上の場合も、水遊びをしません。

熱中症が疑われたら?

 涼しい場所で休ませ、身体を冷やし、水分を摂らせます。経口補水液は水分の吸収率が高いです。スポーツドリンク含め清涼飲料水は、糖分が多過ぎて小腸からの吸水率が低くなります。自身で水分摂取できない程ぐったりしている場合は、救急車を要請します。

【熱中症は予防できる】
・風邪、熱が高い、嘔吐下痢などの体調不良、朝食を抜いて登園、寝不足などは熱中症になりやすいです。
・水やお茶など、こまめに水分摂取をする。ジュースなどの甘い物を摂り過ぎるのはNG。
・通気性の良い服装で過ごしましょう!

2026年度6月

 6月4日~10日は「歯と口の健康週間」。硬いものを食べる機会が減るなど、いろんなことが原因となり、口が開いたままの子が増えているという研究報告もあります。口の二大機能「食べる」「話す」の発達は、生まれたときから始まっています。今月は「歯と口について」お話します。

 上手に噛めない ・飲み込みが苦手 ・食事に時間がかかる ・食事中クチャクチャ音がする 
・発音が心配 (例)さかな→たかな ・お口ぽかんの口呼吸 ・いびき
などの気になる様子は【舌や口周囲の筋肉が未発達なせいかもしれません】

【口周囲の筋肉を鍛え、口呼吸から鼻呼吸へ行こうしていくと改善されていきます。】

楽しく発音・口の機能改善「あいうべ体操」

【口腔機能不全症とは】18歳未満の子で、生まれつき障害が無いが、食べる・話すなどの口の機能発達が不十分な状態のこと。詳細は、QRコードよりご確認ください。

麻疹について
全国的に麻疹の流行が報告されています。
あけぼの保育園でも、集団感染を防ぐため、予防対策へのご協力をお願いします。
〇毎朝の検温を徹底し、発熱や疑わしい症状がある場合は、無理をせずお休みください。また、医療機関に連絡の上、必ず受診しましょう。
〇麻疹は感染力が非常に強いため、手洗いやうがいマスクだけでは、感染予防できないといわれています。中野区や中野区の医師会では予防接種を推奨しています。MRの定期予防接種を受けられる期間は、【第1期】1歳以上2歳の誕生日の前日まで【第2期】小学校就学前の1年間(保育園・幼稚園の年長相当)と決まっていますが、中野区では対象期間を過ぎてしまった方でも無料で接種が受けられるよう、費用助成を行っています。
まだ接種されていない方は、中野区のホームページをご参考にご検討ください。☟

「MR[麻しん(はしか)と風しんの2種混合ワクチン]の任意予防接種に対する公費助成について」
https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/kenko_hukushi/kenshin_yobousessyu/yobosessyu/kodomo-yobosessyu/mr.html

 お子さんやご家族が麻疹、またはその疑いがあると診断された場合には、速やかに園までご連絡ください。皆さまの健康を守るため、ご協力をお願いします。

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