進級入園おめでとうございます。
今月は、新生活を迎えるにあたってのプチ情報をお伝えします。こどもたちも新しい環境下で、緊張の連続です。4月は疲れが出やすいです。できるだけ規則正しい生活リズムで、新生活に慣れていきましょう。
登園前にご確認ください
機嫌、顔色、睡眠は十分か、平熱か、眼症状(めやに、充血、かゆみ)、咳や鼻水、下痢や嘔吐 吐き気 腹痛、頭痛、発疹、とびひ、痛い部位、頭 他のどこかを打撲、ケガ やけど、割れ爪、歯が抜けそう 等々 … どんな些細なことでも「いつもと違う」ことは、登園時に口頭でもお知らせください。また、病気やケガは必ず受診し、医師に「登園して他の子にうつさないか」「登園して症状が悪化、急変の危険性はないか」「ケガは保育可能な状態か」などを診断してもらってください。
発熱について
ヒトには、感染症から身を守る働きが備わっています。日常よくみられる発熱は、生体の防御反応です。体温を上げることにより、バイキンの働きを弱め、繁殖を抑える効果があり、病原体との闘いを有利にします。解熱剤は「使うべきとき」に使うものです。例えば「体温が40℃でも全身状態が悪くなくて、水分摂取もできるなら使用しない」「38℃でも熱が苦しくて眠れない、水分が摂れないなどがあれば使用する」といった具合です。「どのようなときは使った方が良いのか」医師に確認しておきましょう。また「解熱した」と判断できるのは、24時間以上平熱が続いた状態です。「食欲がない」「元気がない」のは、病気が回復していないことを示しています。厚労省より発行されている「保育所における感染症対策ガイドライン」には「24時間以内に38℃以上の熱が出た場合や、または解熱剤を使用している場合は、登園を控えるのが望ましい」と書かれています。
集団生活スタート
感染症にかかりやすくなるかも
保育園に行き始めると、熱や風邪、胃腸炎など、感染症にかかりやすくなり、欠席や早退が増えます。保育園は、低年齢で免疫機能の未熟なこどもたちが濃厚に接触しながら、長時間一緒に生活しているところです。感染した子との接触を断つことはできません。こうして、いろんな感染症にかかりながら、免疫機能が向上していきます。個人差はあるものの、入園後1年程経つと、休む日数が減り始めます。
どうして痛くなるの?
実際、骨の成長に伴って痛みが発生することは医学的にはなく、痛みの原因は今の所はっきりしていません。 また、「成長痛」という障害名はなく、主に、成長期の子どもに多く見られる足の痛みという意味から、「成長痛」という呼称で言われているようです。
診断方法は?
通常、痛みの部位に腫れや痛み、圧痛などは無く、関節の運動制限などの異常は認めません。採血検査もレントゲン検査も、成長痛では異常な所見はありません。
治療方法は?
特別な治療法は無いと言われています。しかし、骨の成長スピードに伴って筋肉も柔軟に対応できれば痛みを抑制することは可能だと言われています。
痛みの主な特徴は?
そんな時はどうすればいいの?
夜、しっかり足を休ませて、お風呂に入ったり、足を優しくさすってあげたり、マッサージやストレッチをしてお子さんとスキンシップを取りましょう。しかし、同じところをいつも痛がったり、痛がる回数が多かったり、日中も痛がったりするようであれば、整形外科を一度受診してみてください。成長痛ではなく、他の病気があるかもしれません。特に検査などで異常がなければ、しばらく見守ることも大切です。
肌が乾燥しやすい季節です。特にこどもは皮膚を守る機能が弱く、病原菌やアレルゲンなどが侵入し、皮膚トラブルを起こしやすいです。トラブルを予防するために、正しいスキンケアをしてあげましょう。
【洗うときのポイント】・石けんをよく泡立て、なでるように洗う。 ・わきの下、足の付け根、関節、しわの多い部分を丁寧に洗う。 ・よく流す。
【保湿のポイント】・保湿タイミングは朝の登園前と入浴後。 ・保湿剤はたっぷりと丁寧に塗る。過去のお知らせはこちら >>