保健室より

2026年度6月

 6月4日~10日は「歯と口の健康週間」。硬いものを食べる機会が減るなど、いろんなことが原因となり、口が開いたままの子が増えているという研究報告もあります。口の二大機能「食べる」「話す」の発達は、生まれたときから始まっています。今月は「歯と口について」お話します。

 上手に噛めない ・飲み込みが苦手 ・食事に時間がかかる ・食事中クチャクチャ音がする 
・発音が心配 (例)さかな→たかな ・お口ぽかんの口呼吸 ・いびき
などの気になる様子は【舌や口周囲の筋肉が未発達なせいかもしれません】

【口周囲の筋肉を鍛え、口呼吸から鼻呼吸へ行こうしていくと改善されていきます。】

楽しく発音・口の機能改善「あいうべ体操」

【口腔機能不全症とは】18歳未満の子で、生まれつき障害が無いが、食べる・話すなどの口の機能発達が不十分な状態のこと。詳細は、QRコードよりご確認ください。

麻疹について
全国的に麻疹の流行が報告されています。
あけぼの保育園でも、集団感染を防ぐため、予防対策へのご協力をお願いします。
〇毎朝の検温を徹底し、発熱や疑わしい症状がある場合は、無理をせずお休みください。また、医療機関に連絡の上、必ず受診しましょう。
〇麻疹は感染力が非常に強いため、手洗いやうがいマスクだけでは、感染予防できないといわれています。中野区や中野区の医師会では予防接種を推奨しています。MRの定期予防接種を受けられる期間は、【第1期】1歳以上2歳の誕生日の前日まで【第2期】小学校就学前の1年間(保育園・幼稚園の年長相当)と決まっていますが、中野区では対象期間を過ぎてしまった方でも無料で接種が受けられるよう、費用助成を行っています。
まだ接種されていない方は、中野区のホームページをご参考にご検討ください。☟

「MR[麻しん(はしか)と風しんの2種混合ワクチン]の任意予防接種に対する公費助成について」
https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/kenko_hukushi/kenshin_yobousessyu/yobosessyu/kodomo-yobosessyu/mr.html

 お子さんやご家族が麻疹、またはその疑いがあると診断された場合には、速やかに園までご連絡ください。皆さまの健康を守るため、ご協力をお願いします。

2026年度5月

【 花粉症と黄砂と咳 】
 東京23区は多摩地域から大量のスギ花粉が飛来します。ヒノキ、ハンノキ、イネ、黄砂も、5月は多いです。関東エリアは、草の花粉も他のエリアより多く、長期間飛散します。「咳き始めると止まらない」「咳が苦しくて眠れない」「乾いた咳」ということが多いです。風邪薬や咳止めを飲んでも、よくならない咳は風邪ではなく「喘息などのアレルギーの咳」かもしれません。

 スギ花粉の表面には「オービクル」という約0.5~1μmの微粒子がありそれがはがれて気管支に入ります。オービクルはスギ花粉と同様にアレルギー反応を起こすため、気管支でアレルギー反応が起きるのです。

 山間部では多量の花粉が飛びますが、花粉は重いので山や畑の水分を含んだ土に着地すると再び飛び立つことは少ないです。しかし都市部では、乾いたアスファルトに花粉がたまるため、容易に何度も飛び上がります。そして、人や車に繰り返し踏みつけられ、花粉が粉砕されオービクルなどが作られてしまいます。また、黄砂、PM2.5なども花粉表面を傷つけ破裂させます。さらに危険なのは、花粉のアレルゲン物質が微細化し、PM2.5中の硫酸塩などと共に空気中に浮遊し、有害化学物質やアレルゲン物質も、1μm以下のPM1.0として放出されてしまうことです。このメカニズムが「昔より花粉症で悩む人が増加」「都市部で花粉症に悩む人が増加」「都市部でスギ花粉の季節に喘息が増加」の大きな理由です。

【 対策 】
・換気は短時間。      ・予報などで飛散が多いときは、外出を控える。
・洗濯物は室内に干す。   ・帰宅時、衣類をブラッシングなどで払ってから家へ入る
・布団は布団乾燥機を使う。 ・軽い症状のうちに受診し、重症化を防ぐ。

2026年度4月

進級入園おめでとうございます。

4月は疲れが出やすいです。こどもたちも新しい環境下で、緊張の連続です。できるだけ規則正しい生活リズムで、新生活になじんでいけるようにしてあげてください。

登園前に確認しましょう
 機嫌、顔色、睡眠は十分か、平熱か、眼症状(めやに、充血、かゆみ)、咳や鼻水、下痢や嘔吐 吐き気 腹痛、頭痛、発疹、とびひ、痛い部位、頭 他のどこかを打撲、ケガ、やけど、割れ爪、歯が抜けそう 等々 … どんな些細なことでも「いつもと違う」ことは、登園時に口頭でもお知らせください。また、病気やケガは必ず受診し、医師に「登園して他の子にうつさないか」「登園して症状が悪化、急変の危険性はないか」「ケガは保育可能な状態か」などを診断してもらってください。

発熱について
 ヒトには、感染症から身を守る働きが備わっています。日常よくみられる発熱は、生体の防御反応です。体温を上げることにより、バイキンの働きを弱め、繁殖を抑える効果があり、病原体との闘いを有利にします。解熱剤は「使うべきとき」に使うものです。例えば「体温が40℃でも全身状態が悪くなくて、水分摂取もできるなら使用しない」「38℃でも熱が苦しくて眠れない、水分が摂れないなどがあれば使用する」といった具合です。「どのようなときは使った方が良いのか」医師に確認しておきましょう。また「解熱した」と判断できるのは、24時間以上平熱が続いた状態です。「食欲がない」「元気がない」のは、病気が回復していないことを示しています。厚労省より発行されている「保育所における感染症対策ガイドライン」には「24時間以内に38℃以上の熱が出た場合や、または解熱剤を使用している場合は、登園を控えるのが望ましい」と書かれています。

集団生活がスタート!感染症にかかりやすくなるかも?!
 保育園に通い始めると、熱や風邪、胃腸炎など、感染症にかかりやすくなり、欠席や早退が増えます。保育園は、低年齢で免疫機能の未熟なこどもたちが濃厚に接触しながら、長時間一緒に生活しています。感染した子との接触を断つことはできません。こうして、いろんな感染症にかかりながら、免疫機能が向上していきます。個人差はあるものの、入園後1年程経つと、休む日数が減り始めます。

過去のお知らせはこちら >>